ハイパフォーマンスモデルがラインナップするV-シリーズの2020年NewModel、”DRIFTER”。このボードはチームライダー小林直海の「超攻められるFISHボードが乗りた!」の一言から誕生。以前からお気に入りのFISHモデル、M-シリーズの”FISH&CHIP”を数年乗り続け、多くのメディアや動画でもそのスタイリッシュでクラシカルな、ザ・オルタナティヴなサーフィンを披露してきました。そして、最近では同シリーズのパフォーマンス性能をアップさせたFISHモデル”BUNBLEBEE”にも乗り出し、もちろん水抜けのいいフロー感あるTwinセッティングでも最高だが、パフォーマンス性能が高くなるQuadフィンセッティングで乗るFISHボードの楽しさを再発見。そこから、今回のこの一言が発せられ、シェイパーの森井さんへ相談して本格的に開発に移り、そしてデビューする運びとなりました。
日本では、このFISHモデルは20年近く前にブームがスタートし、その間に何度も再ブームが到来するなどして、今では日本のコンディションに最適なデザインとして定着した感があります。もちろん、昨年20周年を迎えたZBURHサーフボードでも、ブランドスタート当初から長い間セールスされ続けているモデル”FISH&CHIP”があります。この”DRIFTER”は、そんな日本のコンディションにマッチしたFISHデザインに、日本のコンディションを熟知したシェイパー森井誠一がハイパフォーマンス性能のデザインを落とし込んで仕上げたパフォーマンスFISHです。このボードが有れば、日本のどのポイントでも思い通りのパフォーマンスでサーフィンを楽しめる。だから1つのポイントに根をはらず、このボードを持って日本全国どこへでも、フラフラとまるで放浪者のように人生最高の波を求めに行ってほしい、そんなメッセージを込めて名付けられたモデル名”DRIFTER”となっています。
シェイプデザインは、クラシックなFISHボードよりも、ボード全体のアウトラインの曲線を強めにしてあり、テールのFISHはやや浅めで仕上げてあります。そうすることにより、波のフェイスへレールをセットする際に、レールがしっかりとセットされ、直線的なラインよりもタイトなカーブが得意となります。
そしてロッカーは、反りがボード全体に緩やかについたロッカー。日本のオールラウンドコンディションでスピード性能とパフォーマンス性能、両方の性能を最大限に発揮できるデザイン。
ボトムのシェイプは、ハイパフォーマンスボードに多く取り入れられている深めのSingle/Doubleコンケーブで仕上げてあります。波のポケットでもしっかりとホールドでき、タイトなターンから爆発的なスピードを発揮できるデザイン。
当社試乗用ボードはQuadのフィンセッティングですが、TwinとQuadの両方に対応していますので、どちらかのセッティングをお選びいただけます。より攻めたいパフォーマンス性能を求める方はQuadセッティング、よりフロー感あるスピード性能を求める方はTwinセッティングでのオーダーをお勧めします。
FISHデザインのボードに乗りたいが、クラシックデザインのFISHだと性能的に物足りない、ノーマルパフォーマンスボードにのり飽きた、人と違ったスタイルでパフォーマンスサーフィンを追求したい、そんな様々なニーズに対応したハイパフォーマンスタイプのFISHモデル”DRIFTER”。2020年要注目のモデルです!
Shaper:Morii
SIZE:5’6″x19 3/4″x2 5/16″
コンケーブ:Single/Double
Tail:Fish
FINS:Quad,Twin
PRICE:\136,000~
TwinFishのボードをベースに、思い通りのハイパフォーマンスサーフィンができるよう進化させた、V-シリーズのパフォーマンスFISHモデル。コンセプトはまさにパフォーマンス。通常のスラスターショートボードと同じように反応がよく、タイトなターンからのカービング、鋭角なトップアクションを可能した、新しいコンセプトの新感覚ハイパフォーマンスショートボード。ベーシックなFISHボードのシェイプデザインよりも、カーブが強く細いアウトラインで特にテールエリアを絞り込んでおり、ボトムデザインはモダンショートボードのコンケーブ、全体的に緩やかについたロッカーを組み合わせたデザイン。フィンセッティングはルース感とフロー感を求めるのであればTwin、タイトなターンやカービングとリピングなどアクションを求めるのであればQuadがお勧め。ビーチブレイクのオールラウンドコンディションで最高のパフォーマンスサーフィンを実現可能にした新感覚ハイパフォーマンスモデル。